BONX miniの使用レビュー!トランシーバーは不要。【雪山で親子ボーダーが使ってみた】

BONX mini
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けんたろす
コスパを追い求める、amazon大好き会社員
安くて便利な、コスパの高い商品が大好きです。ネットで見つけた「これはオススメ!」という一品を集めています。
この記事を読むと、どうなる?
  • BONX miniの、実際の使い心地が分かり
    参考にできる
  • 離れている家族や仲間と、
    話しながら遊べるようになる
  • 雪山ではぐれたときの保険になる
  • メリットだけでなく、
    デメリットも参考にできる
どんな人に向けた記事?
  • 家族や仲間とスノーボードをする
  • 離れた仲間といつでも話せたら便利
  • 無線イヤフォンの購入を考えている
  • トランシーバーの購入を考えている
  • 周囲の音が聞こえるように、
    片耳のイヤフォンが欲しい
目次 (クリックすると飛べます)

BONX miniを買った理由

BONX mini
BONX MINIは、一見普通の片耳のイヤフォン。

子どもとはぐれた時の保険になるから

こんにちは、けんたろすです。

「BONX MINI」を購入したので、
レビュー記事を書いていきたいと思います。
この記事では、お子さんと滑っているご家族の
「はぐれたらどうしよう」
という悩みを解決できます。

僕がBONX miniを買った一番の理由は、
「ゲレンデで子どもとはぐれた時の
保険になるから」。
本当に反省しているのですが、
今思い出しても泣きそうになります・・。

2020年の冬、
白馬五竜という長野のゲレンデでのこと。
コースがたくさんあって、超巨大。
いつも岐阜をメインにしているので、子どもたちは初めての場所。
ワクワクしていました。

「大分滑れるようになってきたし、せっかくだから少し上から滑ろうか」ということで、上の方へ。
しかし、コースも把握しておらず、
天候は吹雪いていて、視界が悪い状態。

そんな時に事件が起こりました。
下の子を見ている間に、上の子がいない・・。
「もしもの時は、一番下のリフトに集合ね」
と言っていたのですが、そこにもいない。

ゲレンデに迷子放送を入れてもらいつつ、
仲間全員で必死に探し回りました。

「このまま見つからなかったら・・」
「崖から落ちていたら・・」
そう思うと、本当につらい時間でした。

結局、子どもがリフトのスタッフに
声をかけてくれたので、
僕のもとへ連絡が来て見つけることができました。
あの時の恐怖と後悔は、ずっと忘れません。

そこで、
「何か対策はないか?」
という思いで見つけたのが、
BONX mini。

自分のようなファミリーボーダーに、
めちゃくちゃピッタリだと思って購入しました。
結果は大満足!

実際に使ってみたレビューを書いていきます。

BONX miniって何?

最新型のトランシーバーです

BONX miniについて、軽く概要を。

一言でいうと、「スノーボードが大好きな社長が作った、仲間といつでもつながれる商品」です。

イヤフォンが声を検知して、話しているときだけ自動的に通話状態になる、というもの。
事前にトークルームに設定したメンバー全員が同時に喋れるので、
常に仲間とワイワイやれる状態になれるってこと。
通話状態のまま、スマホから自分のBONXだけに音楽を流すこともできます。

公式動画の説明はこちら。(3分34秒です)

仕組みは、イラストでいうとこんな感じ。

BONX 仕組み
BONX 仕組み

BONX本体とスマートフォンをBluetoothで接続し、スマホの電波を使って通話します。
スマホの電波が届く範囲なら、どこでも通話可能」ということです。

従来のトランシーバーの問題は、通信距離。
免許不要なものだと200mまでしか使えないんです。
電波法に違反した強力な電波を飛ばすトランシーバーを使う方も・・。
しかもデカくて邪魔。

その点BONXが圧倒的に有利。
通話ができる範囲ならば、
距離無制限で通話できます。

「この機能は迷子防止になるし、普通に楽しそう」と思いました。
例えば子供が山の反対側にいても大丈夫。これは他にはない安心感。

見た目もファッショナブル。
5gと軽く、使い勝手もこちらの方が上。
本当に普通の無線イヤフォンです。

2種類のトークモード

BONX mini トークモード

BONXは2種類のトークモードかあり、
どちらかを選んで使うことができます。

「ハンズフリーモード」と
「プッシュトゥトークモード」の2種類。

ハンズフリーモードを選ぶと、
音声を検知したときに自動で通信し、
声を届けることができます。

プッシュトゥトークモードを選ぶと、
本体のボタンを押している間だけ声を届けることができるモードです。
指を離している間はマイクはOFFになっています。

僕はハンズフリーで使ってますが、
実際に使ってみて変更できるのは便利。
常時接続がイヤだったら変更できるから、
無駄にならない。

使用するシーンに応じて、スマホの画面から
ワンタップでモードを切り替えることができます。

BONX miniのパッケージ内容

シンプルな内容

BONX mini 同梱物
BONX mini 同梱物

パッケージ内容は、

  • 本体
  • 本体ケース
  • 充電ケーブル
  • 風防
  • 説明書

風防が地味に便利。
スノーボードで使う時はもちろん、
風の強い日にも役立ちます。

シンプルな外箱と内容です。

設定方法、使い方

3分で簡単

開封からセットアップまで、超簡単でした。
大体3分くらい。

一般的なBluetooth機器を接続するのと同じです。
説明書は不要なレベル。

流れとしては、

STEP
アプリをダウンロード

スマホからこちらにアクセスし、
アプリをダウンロード。
ios
android

STEP
スマホと接続

BONX本体を長押しし、
ライトが点滅したら準備OK。
スマホの設定画面からBluetoothの設定を開き、BONXを選択、接続します。
(機器の名前は本体に記載のシリアルです)

STEP
ルームを作成

BONXアプリにてトークルームを作成。
ルームナンバーが表示されます。
このルームナンバーを入力すれば同じルームに
入れて、通話できます。

接続に関して心配することは何もないです。

BONX miniの装着感

小学生から大人までピッタリ

我が家の使用状況で一番心配だったのは、
「小学5年生の息子が耳に装着できるかどうか」
でした。

結論から言うと、
「つけていることを忘れるくらい快適」
というのが息子の感想。

実際に小学5年生が装着している写真がこれ。

BONX mini 装着感
小学5年生の耳につけたところ

※自宅で1年生にもつけてみましたが、
痛がらず首を振っても大丈夫でした。

無線イヤフォンを落として
無くしたことがあるんですが、
角の部分がしっかりとフィットしていて、
首を振っても外れそうな気配がありません。

角と装着部分のゴムが自由に回転できることで、
個人の耳の形状に合わせることができます。
これがめちゃくちゃ便利!
大人からこどもまでフィットする理由です。

スノーボードは激しいスポーツですが、
「気づいたら落としていた・・。」
なんてこともなさそう。

更にこの機能のおかげで、
右耳・左耳どちらでもつけることができます。

スノーボード時は、
「進行方向は直接風を受けるので,
反対の耳につけたい」
「リフトに乗っているとき、
相手側の耳を開けておきたい」ので
とても役に立ちました。

肝心の通話品質

かなり良好

実際に試してみました。

普通の電話と同じぐらいの品質で、
聞き取りやすいです。
周囲の音は多少拾うけど、声はクリアという印象。
ノイズフィルターの機能がきちんと働いてます。

声だけじゃなくアナウンスとかも入るところとか、
そこも含めて電話と一緒かな。
全く問題なし、トランシーバーの
「ジー・・ジー・・」
ってノイズとは比べ物にならないレベル。

一番大事な部分なので、安心しました。

こちらの公式動画と同じぐらいです。

スマホの電波を使用するので、電波がつながらないようなマイナーなゲレンデでは注意が必要。
今どきのゲレンデは通信エリアが
カバーされていて、基本的に問題なしと考えて良いです。

実際に使って分かったこと

メリット

小型は正義

小さく軽いから痛くならないっていうのは、何よりも重要だなと。
つけてて痛いとか重いとか、
ストレスなくつけられる快適さは
何にも代えがたいと実感してます。
BONX GRIPも考えたけど、
こっちにしてよかった。

省電力・省通信

ケースに入れるだけで充電開始。
昼まで使って充電すれば、
余裕で一日持ちます。

メーカー公称値で3.5時間・ケースで
充電すれば18時間使える。
スマホの電池が先に切れると思う。

BONX GRIPのスペックと比較すると、
連続待機時間は200時間かな?
さらに、1時間でフル充電のスピード充電。
急に「いま使いたいな」と思う時が
あるんですが、これはありがたい・・。

電池もちに関しては心配なしです。


秘密は発話検知システムで声が発生した時
だけ通信を行っているからです。

そのおかげで、データ通信料も少ないんです。
目安としては、1時間10MB。
重めの写真をダウンロードしたぐらい。
この程度なら、
ギガの消費を気にせずに使えます。

ハンズフリーはめちゃくちゃ便利

ゲレンデで滑る僕と、下のレストランで
待つ妻で装着して使った時の感想。
今までは必要に応じて電話連絡してました。
「子どもが泣いてるから一回来て」とか、
「そろそろご飯にしよ」とか。

そのたびに僕はスマホを出して、
妻は片手に子供を抱きながら
スマホで電話をかけて・・。
今思うとかなり辛いことしてました。

そんな中BONXを使って思ったのが、
ハンズフリーのありがたさ。

話すだけ。

他の人から着信があれば、
本体のボタンを押すだけで
電話に出ることができます。
トーク中に仕事の電話が入っても、
取り逃すことはないのは安心。

滑ってる同士だけじゃなくて、こういう使い方もアリです。

双方向トークのありがたさ

トランシーバーだと、ボタンを押している間だけ自分の声が届くんですが、
2人同時には話せない。

これが結構めんどうで、連絡手段にしかならない理由だと気づきました。
感情のまま会話をするときに、いちいちそんなことできないんです。

BONXの双方向トークだと、それができる。
だから盛り上がるし、
使っててみんなが楽しくなる。

違うリフトに乗ってる仲間と会話できるのは楽しかった!
コースの分岐地点でどちらに行くかとか、
「撮影準備OK」とか、
滑りのアドバイスとかもその場でできる。

全てがはかどる感じで、すごく快適です。

デメリット

スマホをもっていく必要がある

いつもスマホをもっていかない人にとっては、心配かもしれません。
子どもに持たせるのに
抵抗がある方はいるかも。

僕はウェアのポケットに、
100均のポーチに入れて持ち歩いていたので、気になりませんでした。
壊れたことはありません。

値段が高い

一つ1万円です。
自分用、子供用と考えると2万円。
ちょっと高いかな・・。
それ以上の価値は間違いなくあると感じてますが、手が出にくいかも。

僕は迷子になるあの恐怖を味わっているので、お子さんと滑る方には、特に強くおススメしたいと思ってます。

買う前に気になっていたところの答え

スマホの通信料は?

1時間10MB。気にするほどではない。

バッテリー持ちは?

小型の割に持つ。
使わないときはケースに入れて急速充電すればOK

子供もちゃんとつけれる?

小5でもつけれた。形状はかなり優秀。

音楽とか電話時の動作は?

音楽の同時使用OK。
電話時がかかってきたら本体のボタンを押せば出れて、切れたら元のルームに再接続される。

結論

買いです

実際に購入してみて使ってみて、大満足。

当初の目的である、子どもの保険として有効です。
評価をつけるとしたならば、100点。
使い道がかなり広いのが便利。
思ったよりもシーンが広いから、使い倒せる。

1回買えばずっと使える、
Bluetoothイヤフォンとしても使える、
迷子など、もしも時の保険になる、
スノーボード以外でもオールシーズン使える
ということを考えると、お値段以上。

無線イヤフォンを7000円ぐらいで買うなら、
もう少し出してこちらを買った方がいいです。

興味がある人は、
早めに買ってたくさん使うことで、元を取っちゃいましょう。
仲間にも輪を広めれば、さらに楽しくなるしね。

もちろん子供に持たせるのもオススメ。

実店舗にはなかなかないので、下記リンクから探すと楽です。

けんたろすでした。

BONX mini

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