この記事では、
「テレビを壁掛けにしたいけど不安・・」「金具を買って自分でやってみよう!」と思う人の後押しができればと思っています。
DIY初心者がテレビを壁掛けにした
「テレビを壁掛けにしたいんだけど、自分でやると失敗しそう・・でも業者に頼むとかなりお金かかりそう・・」
と思っている人へ。
結論から言うと、4000円で自分で壁掛けにできました!(セールしてた)
「おしゃれで部屋もすっきりするし、うちもやりたいなぁ」ってずっと憧れていたんですが、なかなか手が出ずにいたんです。
DIY初心者のぼくは壁に穴をあけるの怖いし、業者に依頼するとどれぐらい取られるか分かんない・・極端に言うと、家が壊れたら怖い。そんな僕が意を決して、自分で取り付けしてみました!
今回の内容は、
- 金具を選ぶ前にかならずやること
- 金具の選び方
- 自分で取り付けするのが不安だけど、できるかな?
といった内容を、取り付けに使用した金具を紹介しつつ、実際にやってみた注意点をお話しします。少しでもお役に立てば幸いでございます。。。
結果としては上手に取り付けることができて、完成度も大満足。部屋の中がとてもすっきりして、がらりと印象が変わったし、掃除もしやすい。よく頑張った・・
DIY初心者でも、壁掛けテレビ取り付けは自分でできる!
自分でテレビを壁掛けにするメリットと注意点
先に自分で壁掛けにするメリットと、注意しておくべき点を、改めて洗い出しておきます。業者に頼むときとの比較材料にしてください。
メリット
コストが安い
ざっくりググったら、インチにもよるけど業者に依頼すると3万~8.5万円ほどするみたい。高すぎ・・
工具を持っていれば金具代だけで済みます。今回は4000円。8万円ぐらい浮くなら、チャレンジする価値はあると思いませんか?
インパクトはほぼ必須工具になりますが、ホームセンターで一日300円とかで借りれます。
僕は浮かせたお金で買うつもりで購入しました。(後述)
テレビを買い替えても対応できる
今のテレビから買い替えたとき、今度は取り外しと取り付け料金がかかりますよね?買い替えのたびにこんなにお金かけてられない・・。
そのテレビの専用金具ではなく、汎用金具を自分で取り外しできれば、新しいテレビに付け直せばずっと使えます。今後のことも考えると、自分で壁掛けにできるメリットは更に大きくなりますよね。
※僕が買った工具を載せておきます。今後ずっと役に立つから、浮いたお金で買ってしまったほうがいいと思います!(インパクトは特に)
マキタのインパクト信頼の工具はずっと使えるし、下手なものを買うとケガをするかもしれないので(バッテリーの発火とかも心配)ちゃんとしたやつを買いました。
マキタのインパクトっていろいろあるけど、調べるのが面倒ならこれがバランス良いです。壁に穴もあけれるし締めこめる。
デメリットというか、ここには注意
取り付け強度
これが一番心配なところですよね。
きちんと作業をすれば問題なく、業者と同じ強度が確保できます。締め忘れとか、下地の端っこにネジを打ったりしなければ問題ないです。ただし保証はなく自己責任。
配線の美しさ
お金を払えば取り付け後の配線を見栄えよくしたりできます。(その分料金は発生しますが。)例えば壁の中を通したり、壁掛けテレビの裏にコンセントを増設したり。
コンセントまでの距離が短ければ、個人的には気になりません。我が家はこんな感じで満足しています。
ケーブルカバーとかを使えばさらに良くは出来る。
PERLESMITHのアーム式を購入した理由
どの金具を選べばいいか。僕が他の金具ではなく、「PERLESMITH」のアーム式を選んだ理由についてです。
色々なテレビ、状況に対応
買っても取り付けられないのだけは避けたい!ということで、テレビの背面が丸かったり、VESA規格という金具取付用の穴の幅が様々でも対応できるようになっています。インチ数だけ確認すれば、ほぼどんなテレビにも取り付けられる。
実際にほとんどの金具が調整できるように作られていて、かなりの許容範囲を持った金具になっています。
頑丈
安かろう悪かろうの製品はいりません。特に今回は壁に穴をあけるので、失敗は許されない・・
今後テレビのインチ数が上がった時のために、少し余裕を持った耐荷重で選びました。届いた日には金具自体の重さにビビり、「下地大丈夫かな」って思いましたが、つけてみると全然大丈夫。
安くても本当にしっかりしてる。
アーム式
左右方向に角度が変えられるし、前後にせり出すこともできます。こういう機能がないほうが壁にピタッと取り付けることができます。でもテレビ背面のケーブルを抜き差しするときにめちゃくちゃ大変そうなのでアーム式に。
あ、つけてから気づいたけど、若干壁とテレビの間に隙間があるとHDDとか電源タップとかコンセントが置ける。棚を付けることも考えてたから、かなり嬉しい誤算でした。掃除も楽。
ちなみにアーム部は最初から組み立ててあるから、取り付けの難易度は変わりません。
好みもあるけど、おすすめはやっぱりアーム式かな。
評価がよく、安い
まずセール時で4000円ほどの安さ。「家に穴をあける以上、ある程度の値段でいいからちゃんとしたものが欲しい」と思って色々探しましたが、これで全く問題ないです。レビューの評価も良くて、僕の調査だとこれが一番です。
気になるレビューについて購入者の僕がコメント
僕は購入の前にレビューをめちゃくちゃ読み込むんですが、「気になるレビューは実際に買ってどうだったのか」というのをお伝えします。
- 製品に付属してる物は、鉄製で柔らかい上に頭も低いので、固定できるぐらいの強さで締めると直ぐに舐めます ><
ステンレス製の「ボルト&ナット」を購入したほうが良いですよ~! -
確かにボルトは舐めやすいなと感じました。
「作業しづらいな」と感じたものの取り付けはしっかり出来たので、ボルトは交換してはいないです。ちょっとマイナスポイントですね。
- 上下左右の微妙な設定に苦難し、左右の角度はネジを締め付けても固定できず、少しの力で動きます。他の製品で40KG耐荷重製品が無く、この製品を選択しましたが、少しの力で揺れるので現在他の製品へのチェンジを考え中です。安くて良いのですが・・・。
-
水準器も付属でついてきたので、平行出しも出来ましたし、少しの力で揺れることはないです。左右の角度を固定することはできませんが、アーム式で簡単に角度を変えられる利点が失われるだけかと・・。
- アーム収納時にはテレビが水平ですが、アームを出すとテレビの左側が下がるようになりました。
-
耐久性については今後見ていくしかないですが、今取り付け状態を触っている感じでは我が家は心配なさそう。LGの55型ぐらいのものを取り付けていますが、適応ギリギリの70インチは厳しいのかもしれませんね。
- 設置は一人で行いましたが、水平を出したり、ねじの埋め込み等手伝ってもらえる人はいたほうがいいですね。
それから、ねじ締めに13mmのレンチが必要です。眼鏡レンチを持っていたので良かったですが、これは付属してもらいたいですね。 -
うん、金具を壁に取り付ける作業では2人作業が必須ですね。水平しっかり出したいし、安全なので。レンチが付属していたかは正直覚えていないです・・冒頭で紹介したインパクトを使っていたのと、ギリギリ家にあった工具をつかったのかも。
DIYが苦手でも自分で取り付けられる!やり方のイメージを紹介しておく
作業が失敗しそうで怖い、穴開けるのが怖い。その気持ちよーくわかります・・自分もそうでした。ですがいざやってみると全然自分でできる!ビビらずもっと早くやればよかったと思っています。予習として、以下の点だけはお伝えしておきます。
工具を準備する
下地探し どこ太 インパクトで使えるドリル マキタのインパクト水平器(付属してた)
取り付け用のねじ(付属してた)
裏木を確認する
ここが一番大事!下地探しを使って、木の位置を鉛筆で下書きしておきます。
この時下地の幅を探して鉛筆書きしておくとよいです。下地のど真ん中にネジを打ち込みたいからです。
僕の場合、片方の下地の木が少し細いというトラブルがあって、めちゃくちゃ心配でした。一か八かでネジ打ったら、ガチガチに頑丈にできたので大丈夫でしたが、下地の確認は必須です。
取り付け場所を決める
テレビをどこに取り付けるかを決めます。高さと左右の位置をしっかり!家族とも相談してね。
テレビ側に金具を取りつける
説明書だけで簡単に組み立てられるレベルです。ちゃんとした日本語でした。イラストもわかりやすい。
壁に穴をあける!
いよいよです。金具を壁にあてて、穴あけ位置を鉛筆で下書き。5mmのドリルで下穴をあけます!下地の木が割れたりするかもしれないので、下穴はあけましょう。
壁側の金具を取り付ける
金具を支えてもらい、付属のねじを締めこんでいきます。ぼくはインパクトドライバーでやりました。手だとかなりきつそう。これを4か所締めこむ。
テレビを取り付ける
あとは金具をひっかけて完成!
流れとしてはシンプルで簡単です。難易度的には難しくないので、下穴をあける度胸があれば全然やれる。
失敗してもこうすれば大丈夫
もし失敗したら・・という人のために秘策を伝授します。
「壁紙を上から貼る」です!
壁紙の予備があればそれを四角く切り取って貼る。なければ、目立たないところの壁紙をカッターナイフで切り取って貼る!知らない人が見ても気づかないレベルになるので、いざというときはこの作戦を使ってください。
どうしても穴あけが怖いという人は、こんな方法も
高いけどホッチキスで取り付けるこんな金具もあります。
壁美人何か所もホッチキスの針を打ち込むことにより強度を確保するというものです。壁にはホチキスの穴しか残らないので、穴あけはどうしても・・という場合こちらの方法も検討してください。
配線や録画用HDDはどうする?
めちゃくちゃいい方法があります!ワイヤーメッシュを使う方法です。材料はすべて100均でそろいます。
材料
- 石膏ボード用の押しピン(跡が残らないやつ)
- ワイヤーメッシュ
- ワイヤーメッシュのかご(HDDのサイズに合わせる)
石膏ボード用の押しピン(跡が残らないやつ)
ワイヤーメッシュ
ワイヤーメッシュのかご(HDDのサイズに合わせる)
御覧の通り、壁にピンを刺してワイヤーメッシュをひっかけるだけ。HDDのサイズに合わせてかごを引っかける。
まとめ
今回テレビを壁掛けにする夢がついに叶いました!
効果は抜群で、見栄えがだいぶ良くなって美しい・・
とても嬉しいです。DIYも勇気を出してやっただけに達成感が半端ないです。
家族からも好評で、部屋が見違えました。
壁に穴をあけるテクニックを覚えたので、ついでにハンガーを室内にかけるバーも壁に取り付けちゃいました。
今後テレビを買い替えていくのにも、自分で壁掛けにできるとだいぶ節約になります。
やってみたら意外と簡単なので、チャレンジしてみてください。
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